●こんなバレンタインデーはイヤだ

コロラド州デンバーの放送局KWGNが、最もひどかったバレンタインデーの思い出をコンテストとして募集したところ、多くの投稿が寄せられたそうです。
それら投稿のうち最優秀賞と上位の投稿が見つかりましたので、ご紹介いたしましょう。
まずは4位に入ったクレイグにお住まいのジェシカさん。
2004年のことです。わたしは付き合ってた彼氏のダレルから結婚指輪をもらいました。それでわたしたちは家族や友人達を招いて、バレンタインデーにパーティーを開いたんです。パーティーの席で、彼は指輪の交換をするのにわたしのパパに指輪を渡しました。パパは指輪に刻まれた文字を読み始めたときのことです。
「ダレルはミスティを愛しています。」……わたしの名前はジェシカなんですが。みんなは大笑いするし、わたしはとてもきまりが悪かったんです。笑いが収まった後、彼はわたしに謝りましたけどね。
彼がとても忘れっぽい人だってことをそのとき知りました。それでもわたしたちは結婚して、3人の子供が出来ました。
……指輪を作りに行ったときに名前が出てこなかったんでしょうな。それにしても彼女の名前を忘れるかなぁ……(苦笑)
続いては3位に入った、コロラドスプリングスにお住まいのキャサリンさん。
1976年のことです。わたしはフロリダ州のジャクソンビルに住んでいました。当時のわたしは14歳で、クレイというボーイフレンドとお付き合いしてました。その年のバレンタインデーに、わたしたちはアパートの縁石に座って、チョコとカードを交換していたんです。
そこに大きなシェパードがやってきて、真っ赤な消火栓にする代わりに、赤いシャツを着ていたわたしに向かって脚を上げておしっこをしてきたんです!
とても恥ずかしい思い出です。
犬には消火栓に見えたんでしょうかね(苦笑)
引っかけられたってことはもうそれ以降は台無しでしょうからねぇ。なんともかわいそうです。
第2位に入ったのはイングルウッドにお住まいのトーマスさん。
バレンタインデーの次の日に、私は大腸の内視鏡検査を受けることになっていました。お医者様から検査の前日にいろいろするように言われていまして、私はわからないながらもそれに従い、前日に飲む薬を飲んでいたんです。家のみんながおいしいディナーを食べてる間、私はトイレにこもりっきりでしてね。そのうち突然どうしようもない感じに襲われまして……。気がついたら私もトイレも汚物まみれになってたんです……。
以来、私の妻はあの年のバレンタインデーは絶対忘れられないと、ことあるごとに言うんですよ。
大腸の内視鏡検査って、前日は検査食だけで、しかも夕食後からは絶食で大量の下剤をかけるんですよね。わたしもやったからわかるんですけれども。
それがとんでもない悲劇の元になってたわけですね……。心より同情したい気分ですわ。
さて、栄えある1位に輝いたのは、パーカーにお住まいのクリスさん。
本当に控えめに言っても一番屈辱的なバレンタインデーは、16年前のことです。わたしは夫と別れたんですが、わたしの母親がわたしの前の夫とバレンタインデーにデートしているのを見てしまったのです。前の夫とわたしの母親はそれからもずっと付き合ってて、今もまだ一緒にいるんですよ。なので、バレンタインデーは毎年そのことについて考えないようにするだけで手一杯なんです。いや、毎日そのことについては考えないようにはしているのですけれどもね。
……前の旦那と自分の母親がくっついちゃったんですか……。
それはさすがに……、ねぇ。
このコンテストで最優秀賞に輝いたクリスさんには、ハリウッドで行われる映画「バレンタインデー」のワールドプレミアへの招待状と、ハリウッドまでの往復チケットがプレゼントされたそうです。
これでいいバレンタインデーが過ごせると良いのですけれど。

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