●売りに出たのは元軍事基地

ラトビアにあったゴーストタウンが、オークションでロシアの会社に落札されたそうです。
出品されたのは、旧ソ連のレーダー基地だった場所だったらしいのですが……。
ラトビアの政府機関は、長らく放置されていたゴーストタウンを売りに出しました。かつてスクルンダ-1という名前で呼ばれていたこの街は、競売によって評価価格の10倍にあたる300万ドルでロシアの企業に買い取られました。
出品されたのは土地45ヘクタールに団地が10棟、ナイトクラブが2つにショッピングセンターや幼稚園にサウナ、そして兵舎がいくつか。そう、スクルンダ-1は、もともとはソ連軍が使用していた軍事基地の街だったのです。
スクルンダ-1はミサイル防衛用のレーダー基地として首都リガの西150キロの位置に作られましたが、長い間ソ連の地図に載ることのない秘密基地でした。ソ連の崩壊に伴い1994年にロシア軍がラトビアから撤退した後、街としてのスクルンダ-1は放棄されてしまいました。軍事基地としても90年代後半には利用されなくなっていたそうです。
オークションはラトビアの民営化推進エージェンシーによって行われました。「長い間うち捨てられた資産を売却できたことをプラスに捉えたいですね」と、エージェンシーのある職員は言いました。
せっかく街がまるまる残ってるんだから使えばいいんじゃないかとは思うのですが、いろいろと制約があるのでしょう。使われずに捨てられるよりも、有効活用してくれる民間企業に売却した方が利益が出ていいということになったのでしょうね。
で、買い取られたこの街がこれからどのように使われるのか、気になるところなのですが……。

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