●もうちょっとのところでした

南米のペルーから太平洋を手こぎボートで横断しようとしていた男性が、オーストラリア沖で救助されました。
この男性は、それでも「横断は成功だ」と言っているそうですよ。
手こぎボートで太平洋単独横断を目指していたイタリア人男性は、オーストラリアの沖合で救助されました。ボートに乗っていたアレックス・ベリーニさんは、2月にペルーを出航し、シドニーを目指して航行を続けていましたが、オーストラリアの東海岸沖65海里(120キロ)の地点で猛烈な嵐に見舞われてしまい、やむなく救助を要請しました。
しかし、シドニーに到着できませんでしたが、彼は自分の記録に満足していると言いました。
オーストラリア当局によると、彼は荒れた海と格闘しているうちに体力を消耗していまい、やむを得ず無線で救助を求めたそうです。付近を航行していたニュージーランドのタグボートが彼の手こぎボートを見つけ、ニューサウスウェールズ州ニューカッスル港に曳航してきたそうです。
「まったく失望していません。陸地までは行けませんでしたが、太平洋を横断したのですから」と、ベリーニさんはAFP通信に話しました。
「ケーキの上にチェリーを置くことは出来なかったけど、このケーキはとても大きくておいしかったです。生涯忘れないでしょう。」
ベリーニさんは、奥さんのフランチェスカさんがシドニーで帰りを待っているのを見て、「人生で最高の瞬間だよ」と言いました。
彼が航海に使った手こぎボートは全長7.5メートルほどで、一日で平均30マイルほど進めたそうです。また、彼は2月の出航以来ほとんど歩くことがなく、かつ毎日オールをこいでいたので、体重が15キロも落ちてしまったと言いました。
航海している10ヶ月間、ずっと恐怖が彼のパートナーだったと、彼は付け足しました。
彼は衛星電話でサポートチームと接触を保ち、乾燥させた食料を食べていたそうです。また、飲み水は雨水と浄化した海水を使っていたそうです。
ペルーからシドニーまでは1万海里もあるのだそうです。それを手こぎボートで渡ろうってんですから、ほんのちょっと足りないくらいいいじゃないかって気になりますね。
それにしても、なんでこういうことに挑戦しようと思ったんでしょうかね。気になるところです。

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